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ホームヘルパーの需要と現状
平成18年時点で日本の平均寿命は、男性79.00歳、女性85.81歳と過去最高を更新しました。これにより、男性は世界第2位、女性に至っては22年連続の世界第1位という記録が発表されています。
日本の人口比率で考えても、家族の約半分が高齢者であるという現状において、現在の高齢者の介護は、家族が行っているケースが大半を占めています。
さらに、核家族化、出生率の減少により、一緒の世帯に住む家族の人数が少なくなっており、身内による介護は段々と困難な状況になってきています。高齢者の介護をしている人もまた同じ高齢者であるケースもあります。
このような状況下で大切な役割を果たすのが、介護の専門職の一つである「ホームヘルパー」です。介助を必要とする利用者の人々が、残りの人生を有意義に、豊かな生活を送ることができるように、心と身体のケアをする大切な存在です。
しかし現在では、こういった重要な役割を担っているホームヘルパーは大幅に不足しています。 「世帯の誰かが介護を必要とするようになった場合どうするか」という厚生省が行なった国民調査があります。
この問いに対し、介護経験の有無を問わず全体の約6割が「家族が中心となり、在宅サービスに補ってもらいたい」という回答をしています。
家族だけでは難しい介護の生活において、国が提供する在宅サービスへの期待と必要性を強く感じている結果であるといえます。
2010年には約58万人のホームヘルパーの人数が必要とされる推計も出ています。ホームヘルパーに関心を持つ人は増えてはいるものの、いまだ資格をとって実際に従事する人の数は目標人数に達していません。
人手が足りていない分、ホームヘルパー一人あたりの実際の仕事量と、それに見合った賃金が払われていません。こういった現状も、人員拡大につながらない原因の一つになっています。
人を思いやる気持ちと専門技術を持ったホームヘルパーは、これからの高齢化社会には必要な存在であるが故に、国としての介護問題に対する今後の取り組み姿勢が問われています。
カテゴリー:ホームヘルパーの定義
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