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利用者との接し方
ホームヘルパーとして利用者とよりよい関係を保つにはどうしたらいいでしょうか。利用者であるお年寄りは、長い歳月生きてきた歴史や人生経験を持つ、ホームヘルパーからすればいわば「人生の先輩」です。
日々接する中で、その先輩の話を謙虚に聞きましょう。仕事をしながらではなく、なるべく「話を聞く時間」をもうけ、利用者のそばに寄り添うという姿勢で耳を傾けます。
またゆっくり話す利用者に対して先を急ぐようなことは避けましょう。話す内容や言葉が分かりにくい場合もありますが、そのような時も適当に受け流すなど、あいまいな態度はとらないようにしましょう。
「伝えたのに分かっていない」などと後からクレームが来ることもあるからです。そのようにして利用者の話を聞き、その人の歩んできた人生を知ることで、その利用者自身の強い面や弱い面、また得意なことや不得意なことを理解することができます。
それを日々のサービスの中に生かす努力をすることで、利用者とホームヘルパーの強い信頼関係を築くことができるのです。
また、介護を受けている利用者といえども自尊心を持っている人は少なからずいます。下手に子どもに話しかけるような言葉遣いをしたり、親近感をもたせるつもりで気安い言葉遣いになったり、また無意識に「おじいちゃん」「おばあちゃん」などと呼びかけてはいけません。
そのような言葉遣いをされることによって、「下に見られている」というイメージを持ち不快になる利用者もいます。利用者本人や家族からの希望でない限り、きちんと「○○さん」と名字で呼びましょう。
利用者の中には、「あれをしてくれ」「これをしてくれ」と要求を次から次へと言ってくる人もいますが、たいていの利用者はなかなか自分からは遠慮して言い出せないでいます。
そうした場合に、ヘルパーの方から具体的に質問したり、何も言わなくても利用者の表情や態度から気持ちを読み取るような気配りが大切です。
カテゴリー:ホームヘルパーの心構えと基本マナー
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