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高齢者のかかりやすい病気と早期発見のポイント3
次は「糖尿病」です。
インスリンという体内にあるホルモンのはたらきが不十分なことによって糖質をエネルギーとしてうまく利用することができなくなる病気です。
病気の初期段階では自覚症状があまりないため、気づかないことも多いです。病気が進行するとのどの渇きや頻尿、全身のだるさなどの症状があらわれ、様々な合併症を引き起こしてしまいます。
中でも深刻なのは先ほど述べた動脈硬化を進行させることで、狭心症や心筋梗塞など重大な病気を引き起こす原因となってしまいます。
糖尿病の確認ポイントは次のとおりです。
- 頻繁にのどの渇きを訴えていないか
- トイレに行く回数が増えていないか
- 手足、顔がむくんでいないか
次に「白内障」です。
これは高齢者に最も多い目の病気です。目の中にあってレンズの役割をしている水晶体と呼ばれるものが白濁し、視力が落ちてしまう病気です。
重症だと失明してしまうこともあります。原因としては簡単に目の老化と言われていますが、50歳代以降に発症するものを特に「老人性白内障」と呼んでいます。
糖尿病や高血圧の持病をもっている人に起こりやすく、普段から血圧をまめに測定したり、糖尿病をコントロールしたりといった配慮が必要です。治療方法としては、手術療法が最も一般的で、早期に手術をすれば見えるようになる確率は高くなります。
早期に発見するポイントは次のとおりです。
- 目がかすんだり、一つの物がだぶって何重にも見えることはないか
- 今まで使用していた老眼鏡があわなくなっていないか
- 以前よりまぶしがっていないか
これら以外にも多くの病気がありますが、いずれの場合も何らかの異変を感じたり、利用者の訴えがあったら早めに医師などに見せることが重要です。
高齢者の場合はささいな変化を見過ごしたことによって命に関わってくることもあります。常日頃からホームヘルパーのサービスをしつつ、利用者の言動をよく観察することが大切です。
カテゴリー:介護職員(ホームヘルパー)の心構えと基本マナー
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