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ベッドメイキング・シーツ交換
人間が睡眠をとるための場所、寝床は様々な意味をもちます。ただ単に休息や睡眠をとるだけでなく、疲労を回復し、身体だけでなく心身の安定を図って健康な毎日を送るために重要な場所です。寝ていることの多い高齢者にとっては、寝床が「生活の場」にもなっています。
ですから寝床を清潔に保ち、快適に過ごせるように整えることは、ひいては日常生活全般を快適に送ることにつながります。
ベッドメイキングのポイントとしては、まずは利用者の安全・安楽を第一に考えます。特に寝たきりの利用者の場合は利用者がそこにいる状態でシーツ交換などをしなければならないので様々な配慮が必要です。
ほこりをたてず、振動もなるべく少なくし、利用者に負担を与えないように素早くスムーズに行なわなければいけません。また、作業中は利用者にこまめに声をかけ、リラックスできるような心配りを忘れてはいけません。
また、シーツのしわやたるみは、不眠や不快感のもとになるだけではなく、利用者の身体に床ずれができてしまう原因にもなるので十分注意が必要です。足下は利用者が自由に身体を動かせるよう、ゆとりをもたせます。シーツや布団にゴミが残らないよう取り除くなど、快適な環境を整えます。
ニチイ学館の実技スクーリングでは、実際にベッドメイキングの練習もします。
シーツのたたみ方一つ、ルールがあり、実際に行なうホームヘルパー自身が作業を行いやすく、かつ合理的なたたみ方です。
図のようにシーツをたたんでおくと、シーツの中心線が分かりやすく、作業における無駄な動作が少なくなって効率よく行なえます。(図38_1参照)
ぱっと目に見えるシーツの部分だけしわを伸ばせばいいというわけではありません。きちんと角の部分まで決められた整え方に従ってしわができないようにたたんで整えます。(図38_2参照)
シーツ交換の際は基本的に頭の側から足下側へ向かって作業します。その時ベッドの頭上側を通ることは避けるようにします。
交換が終わったら全体を再度確認し、乱れなどがあったら直します。また、寝床だけでなく、その周囲の安全にも気をつけ、利用者が使いやすく、快適に過ごせるように整えましょう。
カテゴリー:ホームヘルパーの仕事
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